破砕ごみの処理

使用済自動車の再資源化等に関する法律(自動車リサイクル法)は自動車のリサイクルを支援するために作られた法律で、リサイクルの際掛かる費用を自動車の所有者やバイヤーなどが肩代わりすることで自動車のリサイクルを支援するのが目的とされています。この時支払う費用がどんなことに使われているかというと、自動車のリサイクルのためというよりは自動車をリサイクルする際出てきたごみを処理するための費用として使われているのだそうです。

自動車は実は非常にリサイクルする事が出来るパーツが多く、自動車の総重量の約8割を様々な形でリサイクルする事が出来るのだそうです。しかし残りの20%は再利用する事が出来ず、そのうちの多くは自動車を分解した時に出てくるプラスチックなどの破砕ごみなのだそうです。こうした破砕ごみは埋立地などに送るほか無いのですが、自動車リサイクル法が生まれる前はこうした処理費用は全て業者がまかなっていたため、埋立地の容量不足に伴う処理費用の高騰のせいで破砕ごみなどを不法投棄する業者が急増して社会問題となりました。こうしたトラブルを防ぐために自動車リサイクル法が生まれ、業者に余計な負担を掛けることなく自動車をリサイクルする事が出来るようになったのだそうです。